杉浦 純一さん(愛知県東海市)
作品名:灰釉ぐい呑み
成形:手びねりで成形し,手ろくろで仕上げました。
焼成:プロパンガス窯(スーパーキルン),6時間還元で1250度まで
釉薬:市販の土灰透明釉 土は信楽の荒目赤土と五斗蒔赤土を1:1で使用,市販の化粧土で刷毛目。
コメント:
これまでなかなか上手くいかなかったのですが,この作品で初めて還元焼成が成功しました。色合いと刷毛目がかすかに出ているところが気に入っています。気に入らないのはピンホールがなくならないことです。
コーアイ評:
形,軽さともにぐい呑みらしさが秀でていますね。スーパーキルンでは短時間焼成なので還元焼成は難しいでしょう。ピンホールが気に入らないのでしたら,おそらく焼成温度が高すぎるので,釉薬が煮えているのかも知れませんね。